昨日、新規の問屋の方が店にやってきた。
聞けば近隣で催事をやった後、乗り換えの時間が余ったので専門店に寄ってみたとのこと。
「お召」を専門に扱っているそうだ。
個人経営の問屋、メーカーの生き残る道として専門分野に特化しているところが目だって来ている。
さもなくば身軽なフットワークを活かし、「なんでも屋」に徹するか。
呉服専門で生き残って行くには、どちらかしかないような気がする。
さらに、元々メーカーや産地問屋だったところが、直接小売店に売り込みをかけるところが増えてきている。
ご多分にもれず、当店も江戸小紋や白生地などはそういうルートから仕入れている。
仕入れ原価が安く押さえられ、お客にもリーズナブルな価格で提供出来るので非常に有難いのだが、やはり総合問屋の力なくしてはお客のニーズに応えられないのが現状である。
小売店も同様に、何かに特化するかなんでも屋に徹するか、またはその双方か。
私自身としては、まだ手探りの状況である。
その先に何が見えてくるのだろうか。だいたいのビジョンはあるのだが、全てが開けているのかと言えばそうではない。
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各地に同じような年齢の方で、この先のことを真剣に考えておられるかたがおられるのですが、そうした若い力がこの業界の今後の大きな活力源になって欲しいと私自身はいつも思っているのですが、大きな流れにはまだまだなっていません。
おっしゃるように産地としての京都もたけうち倒産以降最悪の状況ですし。その苦境を乗り越えていけるところも少なくなってきており、倒産廃業が続いています。
また問屋もその総合力をどんどん失い、流通の要たるポテンシャルを喪失し、勢いメーカーも小売店も今後苦労することになります。
専門問屋だけの取引では難しいのも良く理解できますし、かといって総合問屋はたけうち倒産以降も何の反省も無く相変わらずの信念無き消費者不在の商いに終始しており、貴殿も今後の取り組みに悩まれることでしょう。
私自身メーカー問屋の立場ながら銀座に銀座らしいきものを半世紀以上提供していた流通を失い、自ら店舗経営をしているわけで、ものづくりを続けて行くためにも従来からの流通が機能しなくなっているだけに、小売店、メーカー双方とも改革が必要です。
ちょっと一言では言いづらいのですが、まだ道はあると思います。
私も若い人たちのネットワーク作りが出来ればと思い、出来ることは協力を惜しみません。
きものという日本の伝統文化の灯を消さないように今後もご活躍されますことを祈念いたしております。
実際のところ、地方の専門店はうちを含めほんと大変な状況にあると思います。
ひとつやふたつのテコ入れでは到底状況が良くはならない、そんなところまで来ていると思います。
それでもこの業界の未来には一筋の希望はまだ残っている、そう信じて頑張っている次第です。
若い人達のネットワークはこれからもっと必要となると感じます。
ミクシィの方でも今後ともよろしくお願いします。