呉服屋 若旦那日記

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正月の東京出張

先日、恒例の東京出張に行って来た。
仕事以外にもいろいろと人に会ったりして、それなりに収穫の多い二泊三日だったが、やはり気になったのは日本橋問屋街が年を追うごとに活気を失っていることである。
私が呉服屋の修業(見習い)をやっていた十数年前と比べると、軒を並べていた問屋の数もおそらく半数以下に減っている。
京都本社の会社の場合、東京支店はどんどん縮小され、店じまいしたところも少なくない。
京都は室町、東京は日本橋人形町という代表的な呉服問屋街も空き地にはマンションが立ち並ぶ始末である。
産地→産地問屋→問屋→小売店という流通経路のなかで、様々な加工業者や悉皆屋と呼ばれる加工やものづくりのプロデューサー的な役割の業者などが動く独特のシステムが崩れつつあるようだ。
能率主義でシステムを簡略化する一方で、昔ながらのものづくりの現場は明らかに活力を失っている。
その中でも各地で頑張っている人達は居るのだが、あくまでも点に過ぎず大きな流れにはなっていない。
閑古鳥が啼き、マンション業者の看板があちこちに立ち並ぶ問屋街を歩いてみて、どこか寂しい気持ちになってしまう。
タグ:東京 呉服屋
この記事へのコメント
堀留界隈は東京オリジナル問屋は1軒、京都系で5軒程でしょうか、稼動してるのは。後はどっかの小売屋の仕入れ部門程度の働きしかしてないでしょうね。
Posted by あ at 2007年01月17日 22:58
堀留界隈で残っているのはそれだけなんですか?
私が東京に居た頃に通っていた問屋も次々姿を消してますね。
厳しい時代だと思います。
Posted by 若旦那 at 2007年01月18日 00:11
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