着物 呉服

逸品の店 きものの都美屋

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若旦那日記

2007年05月31日

地域コミュニティと呉服屋

ひさびさの書き込みである。
ここ一ヶ月位いろいろと忙しく、なおかつ個人的にややテンションが下がり気味だったゆえブランクが空いてしまった。
末日にして5月最初の書き込みとなってしまったわけである。
ところで呉服業界全体として、景気のいい話が聞かれなくなってしばらく経つ。
というか、私自身この業界に入って十余年、自分の親達の世代のような「売れて売れて仕方がない」という状況にお目にかかったことがない。
それに関しては過去このブログでも何度となく触れている話ではあるが、最近感じることとして「地域コミュニティ」の崩壊、衰退といった部分が大きいように思える。
従来の人と人とのつながりという部分が薄くなってきたように感じられるのだ。
誤解のないように言っておくが、呉服販売の基本は人と人との対面販売であることは昔も今もそんなに変わりはない。
ただ、コミュニケーションの質の面は大きく変わりつつあると思う。
商店街の衰退や高速交通体系の飛躍的進歩によって、従来の「地域一番店」や「老舗の暖簾」というのが昔ほど意味を成さなくなってきたように思えるのである。
例えば全国に発信出来るオンリーワンを目指すのか、サービスを徹底させてかゆいところに手が届く「地域に限りなく根ざした店」を目指すのか、あるいはインターネット販売で販路を全国に拡大するのか、いろいろと方法はあるにせよその店ならではの特色を前面に出さないことには通用しなくなってきているのだ。
地域コミュニティの質は大きく変わりつつある。
それをしっかり見据えないと取り残されてしまうばかりである。
posted by 若旦那 at 21:23| 秋田 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする